同友館発行の月刊「企業診断」にて代表原が連載しております「シリーズ 挑戦する経営者」。
その中で原がインタビューいたしました経営者の方々をご紹介します。
三澤さんは高校卒業後に地元の社会福祉協議会に就職。
結婚後に居を移した仁多町に
広島の電子部品製造会社が工場を出すという情報を得て、
その会社に転職するが、工場進出後に会社の法人解散が決まり工場も閉鎖。
そこで、三澤さんは地域の雇用を守るために自ら起業することを決意し
エヌ・イー・ワークスを設立して現在に至ります。
北山さんは、「自分の別荘に出かける感覚の宿をつくりたい」という思いから
1986年に自然とアートが調和したリゾートホテル「二期倶楽部」を那須にオープンされました。
現在は、加えて沖縄県石垣島にてオーベルジュ「川平」、
首都圏ではレストランを経営するかたわら、
千鳥ヶ淵工芸ギャラリー「册」を開設するなど文化事業を手がけていらっしゃいます。
慶応大学理工学部大学院から博報堂へ入社した須田さんは
幅広い領域でマーケティングプランナーとして活躍。
職場で知り合った田中禎人氏と語り合い、起業計画を練った末、
2004年に満を持してエニグモを設立し、
代表取締役共同最高経営責任者に就任なさいました。
世界初の事業の開発を目指し、多くの新事業を創出しておられます。
内藤さんは日本大学農獣医学部を卒業後
リクルート人材センターに入社。
入社4年目に退職して友人のベンチャー会社を手伝うが1年後に倒産。
1996年に自ら株式会社アレストを創業して
WEBサイトの受託開発などを手掛けられました。
2000年に社名を株式会社ファインドスターに変更し、
ニッチメディアの広告代理業を開始して現在に至ります。
出張さんは高校時代にアメリカに留学、
そして一橋大学法学部卒業後にコンサルティング会社に就職されました。
その後、ハーバード大学でMBAを取得し、インベストメントバンクに入社。
1996年にオデッセイコミュニケーションズを設立し、
マイクロソフトとの提携で、日本での資格試験ビジネスを展開して成長、現在に至ります。
小学校から高校までアメリカで過ごしていた坂野さんは
早稲田大学理工学部に進学後、教育ソフトの制作を手がけ、
そして2001年に卒業すると、すぐに友人とスキルアップジャパンを創業されました。
日本のコンテンツを世界に広める理想を持ち、多くの大企業と業務・資本提携をして現在に至ります。
渡辺さんはオレゴン大学でMBAを取得した後
日本テキサス・インスツルメンツで人事・マーケティングに従事。
その中で出会ったEI理論に基づき、
1997年に設立されたEQジャパンではEIを活用したビジネスを創出、
そして2006年にEIリサーチを設立され、さらなる探求に取り組んでおられます。
堺電機製作所の創業家に生まれ、会社経営を身近に感じながら育った渋谷さんは、
経営を手伝いながらも若くしてIT企業を立ち上げ、厳しい環境での経営力を養われました。
グループ経営者となられてからは、モバイル、人材ビジネスと成長領域への積極的な多角化を推進し、
持ち株会社化して現状のグループ経営を確立されました。
南さんは大学卒業後に外食産業に就職し、その後は建設・不動産業界へ転身。
そのうえで再度外食産業を志し「株式会社どん」に入社され、
店舗開発や管理本部の責任者を経て常務取締役に着任、
そして株式会社フォルクスとの合併を経て専務取締役に、
さらに株式会社吉野家ホールディングスとの業務提携を行い、
代表取締役に就任されました。
古田さんは東京大学経済学部卒業後、神戸製鋼所では東南アジアや中近東で企画販売業務、
野村證券では営業などに携わり、そして米国ヘッドハンティング会社への転職を経て、
1996年に日本発のエグゼクティブ・サーチ会社である縄文アソシエイツを設立されました。
日本の上場企業などへ多くのトップ人材を紹介している業界の第一人者でいらっしゃいます。
高野さんはプリンスホテルスクール(現・日本ホテルスクール)を第1期生として卒業された後
1974年に渡米し、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコなどでホテルに勤務、
90年にザ・リッツ・カールトン・サンフランシスコの開業に携わり、
94年には日本支社長として赴任されました。
97年にザ・リッツ・カールトン大阪、2007年にザ・リッツ・カールトン東京を開業して現在にいたります。
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